
ボットクスという治療法を最近よく耳にしますね。ただ、注射をするだけでメスを入れることもなく、しわがとれます。しわだけではなく、多汗症の治療や小顔にしたり、ふくらはぎを細くしたり…
まるで、魔法の注射です。その手軽さからプチ整形と呼ばれたりするボトックスとはいったいどんな治療法なのでしょうか?
その簡便さばかりが宣伝されていますが、リスクはないのでしょうか?
詳しくはこちら⇒ボトックスとは?
ボツリヌス菌が作り出すボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)は、毒性が非常に強く500gで全人類を滅ぼすことができるといわれています。当初は生物兵器として開発されたものです。
致死量は3,500〜50,0000単位と考えられています。クリニックで1回の治療に用いられる量は、15〜30単位ほどです。およそ100倍以上の安全域があることになります。
詳しくはこちら⇒ボトックス製剤とボツリヌス菌
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)という、まぶたの筋肉が攣縮(れんしゅく)を起こし、まぶたが開けにくい病気があります。ボトックスは元々はこの眼瞼痙攣に用いられた有効な治療法で、すでに多くの臨床例があります。
詳しくはこちら⇒元は眼瞼痙攣の治療用
ボトックスはアメリカのアラガン社の商標登録です。アラガン社以外のメーカーはボトックスという商品名を使うことはできません。
ところが、ボツリヌストキシン製剤をボトックスと称しているクリニックが多数あります。
詳しくはこちら⇒ボトックスは登録商標
ボトックス治療は実に多彩です。ただし、オールマイティではありません。何が得意で何が苦手かをしっかり理解しましょう。リスクの大きさも施術によって差があります。
ボツリヌス菌毒素が筋肉の動きを抑制し、表情じわである目じりのしわ(カラスの足跡)・眉間のしわなどの原因となる「表情筋の動き・緊張」を抑制します。この結果、しわが浅くなり、改善されます。
ボトックス注射は全てのしわに効くというわけではありません。ボトックスは顔の表情筋の影響によってできる比較的浅い表情ジワに限って有効なのです。
詳しくはこちら⇒ボトックスでしわが消える
いま話題のプチ整形とは、メスを使わず安全にできる美容整形、と定義できます。そのプチ整形を支える大きな柱のひとつがボトックスなのです。
ボトックスはしわ治療以外の美容整形にも多くの症例に利用されています。それではボトックス注射によるプチ整形の代表的なものをご紹介します。
詳しくはこちら⇒ボトックスでプチ整形
ボトックス注射で多汗症やわきがも治せます。ただし、条件があります。精神性発汗型の多汗症・わきがに限定されます。
このほか、ふくらはぎの筋肉の動きを止めて筋肉を痩せさせ、細っそりさせたり、笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルという症状を改善したりできます。
詳しくはこちら⇒ボトックスで多汗症が治る
⇒ボトックスでわきが治療
⇒ボトックスで小顔になれる
⇒ボトックスでふくらはぎを細く
⇒ボトックスとガミースマイル
ノルアドレナリンやドパミンという神経伝達物質の名前を聞かれたことがありますか? アセチルコリンは最初に構造や機能が解明された神経伝達物質です。神経を興奮させ、筋肉を動かす働きがあります。
ボトックスにはこのアセチルコリンの分泌を抑える働きがあります。つまり、筋肉を麻痺させることができるのです。
詳しくはこちら⇒ボトックスと筋肉の動き
ボトックス注射の施術手順はごく簡単です。注射の前後の手順をご紹介します。また、当日の入浴は不可ですが、シャワーはOKです。効果確認のために、3週間目に受診が必要です。
詳しくはこちら⇒ボトックス注射の施術手順
ボトックスの効果は一過性です。当該部位の筋肉を一時的に麻痺させ、筋肉の動きを止めたり、筋肉を痩せさせたりするものです。どの施術についてもいえることですが、3〜6カ月ごとに再施術をする必要があります。
詳しくはこちら⇒効果の持続と再施術
一般的にはボトックス注射に副作用はないといわれています。しかし、ボトックス注射をした後、一時的にさまざまな変化がやっぱり起こるようです。注射をした部位の筋肉を麻痺させるわけですから、注射した付近の筋力低下による影響が見られます。
では、ボトックス治療における代表的な副作用をご紹介します。
詳しくはこちら⇒ボトックスの副作用
詳しくはこちら⇒ボトックスの講習と受講医
詳しくはこちら⇒安い中国製ボトックスのリスク
塗るボトックスの正体は、新開発されたアルジルリンという成分を含んだ美容液などです。ボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)を利用したボトックスとは成分も効果のメカニズムもまったく異なるものです。
また、アメリカのアラガン社の製品でもありませんので、登録商標であるボトックスの名は本来、使えません。「塗るだけでボトックスと同じ効果を得られる」ということで、いつからか一般的に塗るボトックスと呼ばれるようになりました。
詳しくはこちら⇒塗るボトックス、アルジレリン
詳しくはこちら⇒塗るボトックスの使用方法